その口はのろいと、欺きと、しえたげとに満ち、 その舌の下には害毒と不正とがある。
見よ、悪しき者は邪悪をはらみ、 害毒をやどし、偽りを生む。
たとい悪は彼の口に甘く、 これを舌の裏にかくし、
わたしを残忍なつるぎから救い、 異邦人の手から助け出してください。 彼らの口は偽りを言い、 その右の手は偽りの右の手です。
わたしを囲む者がそのこうべをあげるとき、 そのくちびるの害悪で彼らをおおってください。
彼らはへびのようにおのが舌を鋭くし、 そのくちびるの下にはまむしの毒があります。〔セラ
彼らはあざけり、悪意をもって語り、 高ぶって、しえたげを語る。
彼らはその舌をつるぎのようにとぎ、 苦い言葉を矢のように放ち、
彼らの口の罪、そのくちびるの言葉のために 彼らをその高ぶりに捕われさせてください。 彼らが語るのろいと偽りのために
欺きの舌よ、あなたはすべての滅ぼす言葉を好む。
その口の言葉はよこしまと欺きである。 彼は知恵を得ることと、善を行う事とをやめた。
まむしの子らよ。あなたがたは悪い者であるのに、どうして良いことを語ることができようか。おおよそ、心からあふれることを、口が語るものである。
しえたげに、しえたげを積み重ね、 偽りに偽りを積み重ね、 わたしを知ることを拒んでいると、主は言われる。
彼らは弓をひくように、その舌を曲げる。 真実ではなく、偽りがこの地に強くなった。 彼らは悪より悪に進み、 またわたしを知らないと、主は言われる。
ひとりも正義をもって訴え、 真実をもって論争する者がない。 彼らはむなしきことを頼み、偽りを語り、 害悪をはらみ、不義を産む。
うそ、偽りをわたしから遠ざけ、 貧しくもなく、また富みもせず、 ただなくてならぬ食物でわたしを養ってください。
偽りの舌をもって宝を得るのは、 吹きはらわれる煙、死のわなである。
彼らの口は偽りを言い、 その右の手は偽りの右の手です。
彼らは人を尊い地位から落そうとのみはかり、 偽りを喜び、その口では祝福し、 心のうちではのろうのである。〔セラ
悪しき者は胎を出た時から、そむき去り、 生れ出た時から、あやまちを犯し、偽りを語る。
その口は牛酪よりもなめらかだが、 その心には戦いがある。 その言葉は油よりもやわらかだが、 それは抜いたつるぎである。
そのひとりがわたしを見ようとして来るとき、 彼は偽りを語り、その心によこしまを集め、 外に出てはそれを言いふらす。
人はみなその隣り人に偽りを語り、 へつらいのくちびると、ふたごころとをもって語る。
彼らの口には真実がなく、彼らの心には滅びがあり、 そののどは開いた墓、 その舌はへつらいを言うのです。
彼らは害悪をはらみ、不義を生み、 その腹は偽りをつくる」。
あなたはその口を悪にわたし、 あなたの舌はたばかりを仕組む。
憤りをもって彼らを滅ぼし、 もはやながらえることのないまでに、 彼らを滅ぼしてください。 そうすれば地のはてまで、 人々は神がヤコブを治められることを 知るに至るでしょう。〔セラ
あなたがた、貧しい者を踏みつけ、 また国の乏しい者を滅ぼす者よ、 これを聞け。